木管3重奏 販売譜

2024年11月28日、フォスターミュージックより『スピネル・スイート』（坂井貴祐 作曲）が出版されました。

北海道のアンサンブル団体「Ensemble Spinel」からの委嘱により2023年秋に作曲。 団体名の由来にもなっている宝石「スピネル」を題材にした組曲です。

＜第1曲／ブルー＞
石言葉は「審美眼」「美的意識」。3人の奏者が一体となって繊細な響きをつくりあげます。
＜第2曲／ピンク＞
石言葉は「ポジティブ」「自己達成」。第1曲とは正反対の速い音楽で、途中に第1曲の素材も姿を現します。
＜第3曲／ブラック＞
石言葉は「果敢」「突破」。カデンツァ的なソロが多めの楽章で、後半には第1曲のハーモニー進行を引用した「うた」も現れます。
＜第4曲／レッド＞
石言葉は「活力」「勝利」「情熱」。第3曲からアタッカでつなげて演奏される曲で、石言葉から連想したスペイン風の速い音楽が展開されます。

（スコアに載せたコメントより）

編成について

Flute / Oboe / Bb Clarinetの3重奏です。

YouTubeで試聴

委嘱団体、Ensemble Spinel による演奏がフルサイズでお聴きいただけます。

併せてどうぞ

ブレーンミュージックより『木管三重奏のためのカプリス』（坂井貴祐 作曲）が出版されました。

木管3重奏 販売譜 2023年7月25日、ブレーンミュージックより『木管三重奏のためのカプリス』（坂井貴祐 作曲）が出版されました。 北海道の一般アンサンブル団体 Ensemble Spinel の委嘱により2022年夏に作曲。曲は最弱奏のクラリネットソロに始まり、ゆったりした3重奏が一度クライマックスを作ったのち再びクラリネットソロに収斂、その後速いテンポの主要部分へと入る、という流れで進みます。 「カプリス」（＝気まぐれ）というタイトルが示すとおり、思いついたように曲想が何度か変わり、そして繰り返されますが、オクターブ跳躍や2度の順次下行（またはその逆）、3度音程を含むジグザグした動きや「…

作曲家・坂井貴祐WEBサイト “sakai-takamasa.com”