ロケットミュージックより『ルーマニア民俗舞曲』(バルトーク/坂井貴祐 編曲)が出版されました。
吹奏楽(小編成)販売譜
2019年3月29日、ロケットミュージックより『ルーマニア民俗舞曲』(バルトーク/坂井貴祐 編曲)が出版されました。CD「究極の吹奏楽~小編成コンクール vol.6」のための書き下ろし編曲で、最少8人から演奏可能です。
バルトークがルーマニア各地の民謡を収集し作曲した「ルーマニア民俗舞曲」を小編成吹奏楽用に編曲しました。20人前後いれば充実した響きが出ますが、Fl.(Picc.)、Cl.、A.Sax.、Trp.、Hrn.、Trb. or Euph.、低音楽器、Perc.の最少8人揃えば問題なく演奏が成り立つように工夫してあります(1stより2ndのパートの方が音が高い部分があるのは、そういった配慮のためです)。
編曲に当たっては、バルトークが制作した「ピアノソロ」版と「小オーケストラ」版、バルトークと親しかったZ.セーケイによる「ヴァイオリンとピアノ」版を参考にしました。
(スコアに載せた解説より)
編成について
Piccolo (Flute持ち替え) (*) Flute (*) Oboe (**) Bassoon B♭Clarinet 1 (*) B♭Clarinet 2 (**) B♭Bass Clarinet E♭Alto Saxophone (*) B♭Tenor Saxophone (**) E♭Baritone Saxophone | B♭Trumpet 1 (*) B♭Trumpet 2 F Horns 1 (*) F Horns 2 Trombone 1 or Euphonium (*) Trombone 2 or Euphonium (*) Euphonium (opt.) (**) Tuba (*) String Bass Timpani Suspended Cymbal, Triangle, Crash Cymbals Glockenspiel, Marimba, Vibraphone, Xylophone |
- 上記「*」印のついたパートは省略が可能です。
- 上記「**」のついた低音楽器が最低ひとつあれば成り立ちます。
- オーボエに何ヶ所かソロがありますが、奏者がいない場合はフルートやクラリネットで代替できるように小音符が記してあります。
- 打楽器は3名で演奏することを前提としています。1名、または2名しかいない場合はどの音を演奏するか、適宜選択してください(打楽器のパート譜は3段にまとめてあり、それぞれの動きがわかるようになっています)。
【Euphoniumについて】
・トロンボーン奏者が0人の場合→Trb.1パートを演奏。
・トロンボーン奏者が1人の場合→Trb.2パートを演奏。
・トロンボーン奏者が2人以上の場合→Euph.(opt.)パートを演奏。
YouTubeで試聴
CD収録音源がフルサイズで公開されています。