【コンサート見聞録】2023年まとめ

【コンサート見聞録】2023年まとめ

2023年に足を運んだ演奏会をまとめてみます。ついに新型コロナ感染症に伴う制限もすべて解除され、コロナ以前の状態に復帰したことを実感できる一年となりました。

読売日本交響楽団 第624回定期演奏会

目当ては矢代秋雄の《交響曲》。今までに実演を何度か聴いていますが、本公演での山田和樹氏の作り込みのアプローチは――2楽章は「ガンガン突っ走る演奏」ではなく「落ち着いたテンポで構造がしっかり見える演奏」、3楽章は「スコアに書かれたダイナミクスや質感の変化を冷静に明確に聴かせる演奏」(この楽章はメシアンの響きを思い起こしますね)、4楽章は「冷静なだけではなく終盤は思い切りアツく語る演奏!」という感じでしょうか。基本的には構築美がよく見える冷静な演奏であるものの、決して熱量が弱いわけではなくアツい部分も大いに見せるバランス感覚が見事でした。

  • 日時:2023/1/19(木) 19:00開演
  • 場所:サントリーホール
  • 指揮:山田和樹
  • 演奏:読売日本交響楽団
  • 曲目:◇交響曲(矢代秋雄) ◇アルプス交響曲(R.シュトラウス)

陸上自衛隊中央音楽隊 第168回定期演奏会

《華麗なるミリタリーバンドの世界》と題された今回の演奏会。その名の通り、第1部は “ミリタリーバンド” としての陸中音を魅せるステージで、通常の演奏会とは異なり、張りのあるサウンドを全曲 “立奏” で聴かせました。演奏以外の鮮やかな所作もさすが自衛隊というところ。ドラムメジャー先導によるバンドの入退場も演出され「式典演奏」の雰囲気を存分に味わうことができました。
第2部は “演奏会スタイル” でチェザリーニの《交響曲第2番》を。今回の演奏会で樋口隊長が退任されますが、その樋口隊長が6年前に就任した時の演奏会で取り上げたのが同じ作曲家・チェザリーニの《交響曲第1番》。隊長にも隊員さんたちにも特別な思いが巡ったのか、大変な熱演となりました。

  • 日時:2023/2/17(土) 19:00開演
  • 場所:すみだトリフォニーホール
  • 指揮:隊長 樋口孝博 1等陸佐
  • 演奏:陸上自衛隊中央音楽隊/鶫 真衣 3等陸曹(ソプラノ)(*)/林 克成 1等陸曹(テノール)(*)
  • 曲目:◇国歌「君が代」 ◇冬の光りのファンファーレ(湯浅讓二) ◇大空(須磨洋朔)~ウルトラ警備隊の歌(冬木透) ◇アメリカン・サリュート(M.グールド) ◇祈り*(D.フォスター) ◇行進曲「威風堂々」第1番(E.エルガー) ◇交響曲第2番「江戸の情景」(F.チェザリーニ)

東京交響楽団《吉松隆の〈英雄〉》

学生時代にハマりまくった吉松隆《交響曲第3番》。そのかっこよさに浸ってきました。音楽を全身で表現する原田慶太楼さんの指揮も爽快!吉松作品はかっこいいだけでなく緩徐楽章やゆったりテンポの曲の美しさがまた絶品ですが(というより吉松作品の神髄はそういう曲にこそあると思っていますが)、その美しさにも存分に浸ることができました。ちなみに今日の弦楽器はヴァイオリン1stと2ndが左右に分かれる「対向配置(両翼配置)」。あまり実演で聴ける機会はありませんが、私はこの配置が好きです。

  • 日時:2023/3/11(土) 14:00開演
  • 場所:東京芸術劇場 コンサートホール
  • 指揮:原田慶太楼
  • 演奏:東京交響楽団
  • 曲目:◇鳥は静かに…op.72(吉松隆) ◇鳥たちのシンフォニア“若き鳥たちに”op.107(吉松隆) ◇タルカス(キース・エマーソン&グレッグ・レイク/吉松隆編曲) ◇交響曲第3番op.75(吉松隆)

第24回“響宴”

公募作品の中から選抜された曲でプログラムが組まれる「未出版邦人作品の祭典」“響宴”。4年ぶりの有観客開催が叶いました。ロビーではお客さんが各社ブースに立ち寄ったり当日演奏曲のスコア閲覧コーナーに立ち寄ったりでとても賑わっていたし、作曲関係者が大勢集まって談笑している光景もたくさん見ることができたし、「いつもの響宴が戻ってきた!」と、とても嬉しかったです。演奏も熱演続き。

  • 日時:2023/3/5(日) 14:45開演
  • 場所:文京シビックホール
  • 演奏:東海大学吹奏楽研究会(指揮:福本 信太郎)/やまももシンフォニックバンド(指揮:甘粕 宏和)/八王子学園八王子高等学校吹奏楽部(指揮:高梨 晃)/川越奏和奏友会吹奏楽団(指揮:佐藤 正人)/神奈川大学吹奏楽部(指揮:中村 俊哉)
  • 曲目:▼東海大学吹奏楽研究会:◇再会のファンファーレ(平山 雄一) ◇喜色満海(長生 淳) ▼やまももシンフォニックバンド:◇光陰の蔦(今村 愛紀) ◇たかが流れ去る光芒のパーティクル(中川 峻彰) ◇空を削るもの(清水 大輔) ▼八王子学園八王子高等学校吹奏楽部):◇森の精霊(塩見 康史) ◇コルマールの物語 -シストと幸せ願う母から-(上野 友裕) ◇不朽の大樹(八木澤 教司) ▼川越奏和奏友会吹奏楽団: ◇行進曲「桜雲」(井澗 昌樹) ◇交響詩「河越」(阿部 勇一) ▼神奈川大学吹奏楽部: ◇アブソリュート・グラディエント(平岡 聖) ◇祝いの宴(小田 実結子) ◇まじなひ その参(高 昌帥)

ザ・シルキー・ファイブ コンサートツアー2023

在京オーケストラのトランペット奏者5人によって結成された「ザ・シルキー・ファイブ」のコンサート。今後トランペットアンサンブルの曲を書く予定があるため勉強を兼ねて足を運びました。ピッコロトランペットからフリューゲルホルンまで駆使した多彩な音色や個々テクニックの巧みさ、幅広い表現力など、トランペットの魅力をこれ以上ないほど体感し、制作のヒントもたくさん貰いましたが、欲を言うともっと「オリジナル曲」が聴きたかったかな……(1曲を除き、すべて編曲作品でピアノ伴奏入り)。

  • 日時:2023/4/4(火) 19:00開演
  • 場所:トッパンホール
  • 演奏:ザ・シルキー・ファイブ(ピアノ:野田 清隆)
  • 曲目:◇リバティ・ファンファーレ(J.ウィリアムズ・高橋 敦 編曲) ◇5本のトランペットのためのソナチネ(A.ポテーンコ) ◇《オセロ》より(A.リード/高橋 敦 編曲) ◇喜歌劇《詩人と農夫》序曲(スッペ/高橋 敦 編曲) ◇喜歌劇《こうもり》より〈一人になってしまうのね〉(J.シュトラウスII/高橋 敦 編曲) ◇歌劇《売られた花嫁》より〈道化師の踊り〉(スメタナ/津堅直弘 編曲) ◇歌劇《トスカ》より〈星は光りぬ〉(プッチーニ/高橋 敦 編曲) ◇歌劇《イーゴリ公》より〈だったん人の踊り〉(ボロディン/津堅直弘 編曲)

コリン・カリー・グループ ライヒ《18人の音楽家のための音楽》

15年前のライヒ来日公演以来の《18人》鑑賞。ミニマルとはいえ、メロディックな部分を強調したりクライマックスをはっきり出したりと、ややロマンチックなアプローチをする部分があったのが面白かったです。それにしても、パルスの裏拍をひたすら正確に刻み続けるマリンバ奏者、すごい。最後はもちろんスタンディングオベーション&大ブラボーの大熱狂となったのですが……演奏直後にフライング拍手的なのが起こってしまい、余韻を楽しめなかったのは残念でした。

  • 日時:2023/4/21(金) 19:00開演
  • 場所:東京オペラシティ コンサートホール
  • 指揮:コリン・カリー
  • 演奏:コリン・カリー・グループ/シナジー・ヴォーカルズ
  • 曲目:◇ダブル・セクステット ◇トラベラーズ・プレイヤー[日本初演]◇18人の音楽家のための音楽(以上、作曲 スティーヴ・ライヒ)

東京都交響楽団 第975回定期A《三善晃 反戦三部作》

本来は3年前に公演されるはずだった三善晃《反戦三部作》。当時、この公演をものすごく楽しみにしていたので「中止」のお知らせが届いた時にはずいぶん落胆しましたが、関係者の方々の尽力により3年の時を経て同一プログラムでの公演が実現しました。
その内容はひとことで言うと「凄まじい」。感情がダイレクトに表出された作品のエネルギーと演奏のエネルギーに圧倒され、座って聴いているだけでもどんどん体力が削られていきます。これを全身全霊の指揮でまとめあげた山田和樹さんの手腕はやはりすごい!(《レクィエム》の指揮ぶりがあまりに激しく、途中で倒れてしまうのではないか、と心配をしてしまうほど)
全曲を通して、合唱団の発する歌詞の大部分は聞き取れませんが(※1)、大音響にかき消される個々の声は、怒りや苦悶の「叫び」となって「ことば」以上に強烈なメッセージとして届きます(その分、《詩篇》後半の調性部分の美しさや《響紋》の児童合唱による素朴なわらべ歌もひときわ印象に残ります)。
3曲とも初演会場は今日と同じ東京文化会館(1972年/1979年/1984年)。当時の人たちはこの曲を聴いて何を思ったのでしょうか。

(※1)初演時に「言葉が聞こえない」との評を受けた際、三善氏は「聞こえなくともわかるはずだ」と応じたそうです。

  • 日時:2023/5/12(金) 19:00開演
  • 場所:東京文化会館 大ホール
  • 指揮:山田和樹
  • 演奏:東京都交響楽団
  • 合唱:東京混声合唱団/武蔵野音楽大学合唱団/東京少年少女合唱隊
  • 曲目:◇混声合唱とオーケストラのための《レクィエム》 ◇混声合唱とオーケストラのための《詩篇》 ◇童声合唱とオーケストラのための《響紋》(以上、作曲 三善晃)

ヴィーヴ!サクソフォン・クワルテット リサイタルVol.20

毎年委嘱作品を初演し続けているヴィーヴ!サクソフォン・クワルテットのリサイタル。今年の委嘱作品は八木澤教司氏作曲の《サントリーニで休日を》と江原大介氏作曲の《仮想の月》でした。どちらも作曲者の個性が光る素敵な作品。特に江原作品は「美しい」+「ポップでノリのいい」という、私がサックスカルテットの作曲で目指している路線そのもので、非常にワクワクしながら聴きました。ゴールドスタイン作曲の「ブロウ!」も面白い曲だったなぁ。

  • 日時:2023/6/1(木) 19:00開演
  • 場所:紀尾井ホール
  • 演奏:ヴィーヴ!サクソフォン・クワルテット(ピアノ:吉田亜希子)
  • 曲目:◇四重奏曲第一番(J.B.サンジュレー) ◇サントリーニで休日を(八木澤教司)[委嘱作品 世界初演] ◇仮想の月(江原大介)[委嘱作品 世界初演] ◇ブロウ!(P.ゴールドスタイン) ◇8つの演奏会エチュード 作品40より(N.カプースチン) ◇室内オーケストラのための3つの小品(A.ピアソラ)

タッド・ウインドシンフォニー 第27回定期演奏会

豪雨により交通機関がかなり乱れていたものの、なんとか開演時間前に到着。1曲目の《アルヴァマー序曲》から素敵な演奏で心躍りました。中間部途中の転調を印象的に作るなど、鈴木孝佳氏による丁寧な作り込みが良かったです。トリの《シンフォニー・オブ・フリーダム》はベートーヴェンのアニバーサリーイヤーに委嘱・初演されたという大作。3楽章に《第九》のモチーフも引用されているなどなかなか凝った内容でした。日本初演とのことで会場には作曲者 T.ドス氏の姿も。アンコールではドス氏作曲の《セント・フローリアン・コラール》も演奏されました。

  • 日時:2023/6/2(金) 19:00開演
  • 場所:大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール
  • 指揮:鈴木孝佳
  • 演奏:タッド・ウインドシンフォニー
  • 曲目:◇アルヴァマー序曲 (J.バーンズ) ◇バイエルン王ルートヴィヒⅡ世への忠誠行進曲 (R.ワーグナー) ◇ブルガリアンダンス (F.チェザリーニ) ◇空、川、湖、そして山に (P.スパーク) ◇交響曲第3番「シンフォニー・オブ・フリーダム」(T.ドス) [日本初演]

陸上自衛隊中央音楽隊 第169回定期演奏会

新たに着任された志賀隊長・柴田副隊長の指揮による初の定期。今までの中央音楽隊のサウンド感ともまた違った、より洗練された響きを感じました。《巨人の肩に乗って》は重厚な金管のサウンドと木管の見事なテクニックが遺憾なく発揮された演奏。大変聴き応えがありました。若干余談ながら、ソプラノ・鶫 真衣さんのために数多くの編曲を行っている三浦秀秋氏の手腕も見事で「歌唱+吹奏楽」を作る際の参考になりました。

  • 日時:2022/6/3(土) 14:00開演
  • 場所:東京芸術劇場コンサートホール
  • 指揮:隊長 志賀 亨 1等陸佐/副隊長 柴田 昌宜 3等陸佐
  • 演奏:陸上自衛隊中央音楽隊/鶫 真衣 3等陸曹(ソプラノ)/太田 紗和子 1等海曹(ピアノ・海上自衛隊 東京音楽隊)
  • 曲目:◇国歌「君が代」 ◇パガニーニの主題による狂詩曲 (S.ラフマニノフ/森田一浩 編曲) ◇行進曲「ロイヤル・ウェールズ・フュージリア連隊」(J.P.スーザ) ◇カンタベリー・コラール (J.ヴァンデルロースト) ◇組曲「Ray of Water」(菅野よう子/三浦秀秋 編曲) ◇喜歌劇「軽騎兵」序曲 (F.v.スッペ/中橋愛生 編曲) ◇行進曲「勝利の父」(L.ガンヌ/C.J.ロバーツ 編曲) ◇我が母に教えたまいし歌 (A.ドヴォルジャーク/三浦秀秋 編曲) ◇巨人の肩に乗って (P.グレイアム)

セント・オラフ・バンド ジャパン・ツアー2023 川崎公演

作曲家 ティモシー・マー氏が率いる全米屈指のカレッジバンド「セント・オラフ・バンド」の来日公演。このバンドの来日公演では毎回その “公演地域” のバンドと共演し交流を図っていますが、この川崎公演では「セント・オラフ・バンド」の演奏に先立って「洗足ウインド・シンフォニー」が《ファンタジア イン G》と吹奏楽のための組曲を披露しました。トランペット等金管もスカッと気持ちよく鳴る爽快な演奏。
続くセント・オラフ・バンドのステージは「タテ」よりも「ヨコの流れ」を重視するスタイルで、特にヴァイオリンと吹奏楽による《ビフォア・ザ・サン》がひときわ美しく、感銘を受けました。《カム・サンデー》のグルーヴ感と演奏のセンスも日本のバンドではなかなか引き出せないもので非常に興味深かったです。
なお、1994年から教鞭をとってきたマー氏はこのジャパンツアー最終公演をもって退官とのこと。アンコールの《アメージング・グレース》では何人もの奏者が涙を拭っていて、こちらも涙…。

  • 日時:2023/6/10(土) 15:00開演
  • 場所:洗足学園 前田ホール
  • 演奏:セント・オラフ・バンド(指揮:ティモシー・マー)/洗足ウインド・シンフォニー(指揮:滝澤 尚哉)
  • 曲目:▼洗足ウインド・シンフォニー:◇ファンタジア イン G(T.マー) ◇吹奏楽のための組曲(T.マー) ▼セント・オラフ・バンド:◇鐘よ高鳴れ!(J.ウイリアムズ)◇ア・プレインティブ・クライ,ア・ホープフル・ドリーム(T.マー) ◇太陽への讃歌ー大地の鼓動(八木澤 教司) ◇ビフォー・ザ・サン(J.ジルー) ◇カム・サンデー(O.トーマス) ◇アラドラム・テ・クリステ(Q.ガスパリーニ/T.マー編曲) ◇吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より 第2、第3楽章(伊藤康英)

洗足学園音楽大学ブルー・タイ ウインド・アンサンブル 演奏会

後半のプログラムは「昭和の時代に書かれた邦人吹奏楽曲」。めったに聴くことができない曲を生で聴ける貴重な機会でした。中でも須賀田礒太郎の序曲「若櫻」(1944) は、当時のパート譜が失われているため、手書きのスコアをNHKから取り寄せ、そこから新たにパート譜を制作して今日の演奏に挑んだ、というもの。初めて聴く作品でしたが、予想と異なり、まるで喜歌劇のような明るく小気味のいい曲想が興味深かったです。

  • 日時:2023/7/1(土) 18:30開演
  • 場所:洗足学園 前田ホール
  • 指揮:大井剛史
  • 演奏:洗足学園音楽大学ブルー・タイ ウインド・アンサンブル
  • 曲目:◇シンフォニア・ノビリッシマ (R.ジェイガー) ◇第1組曲 (G.ホルスト/伊藤康英 校訂) ◇パガニーニの主題による幻想変奏曲 (J.バーンズ) ◇序曲「若櫻」(須賀田礒太郎) ◇グランド・シャコンヌ(藤掛廣幸) ◇吹奏楽のための交響的詩曲「地底」(名取吾朗) ◇交響的断章 (保科洋)

Ensemble Spinel 3rd Concert

北海道の一般団体「アンサンブル・スピネル」(木管三重奏) が “アンサンブルコンテスト全国大会3回連続出場” を記念して開催したコンサート。<恵庭公演> <札幌公演>と2会場で開催されたコンサートのうち、私は札幌公演に足を運びました。会場は大盛況で、急遽、追加の椅子を並べて対応したほど。
3回の全国大会のうち2回を私の作品で出場くださっているアンサンブル・スピネルですが、初出場でいきなり全国大会金賞を受賞した《モノローグとタランテラ》、去年委嘱をいただいて作曲した《木管三重奏のためのカプリス》(こちらも金賞) 、いずれも表現力に優れた見事な演奏を聴かせてくれました。お世話になっているCAFUAレコードさんが広告を出してくださったのも嬉しかったです。

  • 日時:2023/7/17(月) 19:00開演
  • 場所:SCARTSコート
  • 演奏:Ensemble Spinel
  • 曲目:◇花のワルツ(チャイコフスキー) ◇モノローグとタランテラ(坂井貴祐) ◇落ち葉舞う季節(渡部哲哉) ◇木管三重奏のためのカプリス(坂井貴祐) ◇Under the Sea ◇Part of Your World ◇Remember Me ◇A Whole New World ◇いつか王子様が ◇天空の城ラピュタメドレー ◇魔女の宅急便メドレー ◇もののけ姫メドレー

東京佼成ウインドオーケストラ 第162回定期演奏会

テーマは「街の情景」。前半3曲はマンハッタンの情景を、後半1曲は江戸の情景を描きます。いつものことながら、色彩豊かでスッキリした響きと細部まで聞き取れる解像度の高い演奏がとても良かったです。《イーストコーストの風景》の第2曲「キャッツキル山地」の安藤さんのソロがただただ美しかった!

  • 日時:2023/9/8(金) 19:00開演
  • 場所:なかのZEROホール
  • 指揮:飯森範親
  • 演奏:東京佼成ウインドオーケストラ
  • 曲目:◇アスファルト・カクテル(J.マッキー) ◇マンハッタンの情景(J.ヴァンデルロースト) ◇イーストコーストの風景(N.ヘス) ◇交響曲第2番「江戸の情景」(F.チェザリーニ)