【和歌山】『2015紀の国わかやま大会』総合開会式・総合閉会式に出席してきました。
10月23日~27日にかけて、国体・大会関係では最後となる和歌山へ行ってきました。まさに2年前の今頃、このための行進曲を集中的に作っていたので、終わってしまうと思うとちょっと寂しいです。
10月24日:紀の国わかやま大会 総合開会式
オリンピックのあとにパラリンピックがあるように、「国体」のあとには「大会」が開催されます。10月24日は「紀の国わかやま大会」(全国障害者スポーツ大会)の総合開会式が、国体と同じく紀三井寺運動公園陸上競技場で行われました。
入退場行進曲も国体と同じもの。私が編曲した、和歌山にゆかりのある作品が約30分間にわたり演奏されました。国体に引き続き、坂本冬美さんもゲストとして出演。
競技場隣には屋台村もあり、開会式前後は大盛況!私もお土産をたくさん買いました。
開会式後の出口ゲートでは、マスコット「きいちゃん」が見送ってくれます。
10月25日:和歌山大学へ
2年前の今頃、行進曲作りをしていたのは冒頭に書きましたが、実はその際に一度、和歌山大学吹奏楽団の方々に試演していただき、同時に国体実行委員の方々にご意見を伺う機会がありました。
それを経て最終的な完成形となったわけですが、10月25日は、その時にお世話になった方及び吹奏楽団の皆さんへのお礼に伺いました(同吹奏楽団は「式典音楽隊」としても期間中大活躍!)。
大学構内から見える夕焼けが美しかったです。
10月26日:紀の国わかやま大会 総合閉会式
「紀の国わかやま国体」の開幕からちょうど1ヶ月目の10月26日、「紀の国わかやま大会」が閉幕。これをもって、和歌山県での国体・大会がすべて終了しました。
総合閉会式では、ゲスト出演した堀内孝雄さんのステージでものすごい盛り上がりをみせたのち、最後は行進曲に合わせて選手団が退場。さっきまでの盛り上がりが嘘だったかのように静まりかえった競技場の後からは満月が昇ってきて、強く印象に残りました。
出口ゲートで見送ってくれる「きいちゃん」のメッセージも「お気をつけてお帰りください」から「来年は岩手でお会いしましょう」に変わり、「ああ、終わったんだなぁ」と実感。期間中会場を見守り続けていた「炬火」も静かに消えました。
国体・大会の音楽制作に携われたことは大変貴重な経験でした。私を指名してくださった作曲家の丹生ナオミさん、そしてご協力いただいた方々に感謝いたします!